ヨーロッパ発祥のコラーゲン生成マシンにヒントを得たコラーゲンランプというものがあります。これをヨガのプログラムに取り入れた、その名もコラーゲンヨガが今、話題です。ピンクの可視光線と赤外線を使って肌の深部に働きかけ、コラーゲンの生成を促すのがコラーゲンマシン。その光を部屋全体に照射し、ヨガで体温を上げることでより多く吸収させて代謝を活性化させ、効果を上げる目的で行われるようになったのが、コラーゲンヨガです。
コラーゲンという物質が女性の味方として有名になって久しいですが、いまだに正しく理解している人が少ないのが実情です。細胞の中にあるたんぱく質で、潤いとハリを与えてくれることは誰でも知っていますが、チャージの仕方に間違ったものが多いようです。コラーゲンは食物で摂取するにしてもその場限りで、消化してしまったら普通の食べ物と同じ。肌に効力がそれほど長く続くほど吸収できるものではありません。
化粧品の成分としてよく、パッケージに大々的に書かれていますが、肌に上から塗って浸透するほど分子の細かいものではありません。内側から分泌してこと意味があると言えるでしょう。コラーゲンヨガは運動で腸内環境や体型を整え、リラックスすることによってストレスによる肌ダメージを修復し、コラーゲンランプで肌のハリ、つやをアップする目的で始まりました。ホットヨガと同時に行っているスタジオがほとんどです。
ホットヨガに続くトレンドになることは、間違いないと言えるでしょう。